小型機用超軽量フイルムのご案内
2017年5月25日現在

最近、アメリカのDARE社製超軽量バルサキットを
製作される方が増えており、
その他の方々からも絹に代わる軽量なフイルムが無いかと、
お問い合わせを頂いておりました。

キットそのものが棒材によるストリンガー構造の為、
超軽量に仕上がりますので、
被覆材の重さが全備重量に大きく影響します、
又、構造が華奢な為、
収縮率の大きいフイルムや絹にドープを使いすぎると、
機体や主翼がねじれたり潰れてしまいますので、
説明書にも、モノコーテやオラカバーは使用するなと、
記載されております。

そこで各種のフイルムを調査しておりましたが、
DARE社の話ではカバーライト社の、
マイクロライト・フイルムが、
超軽量で尚且つ収縮率がさほど強くないので、
構造の弱い超軽量機でも使用可能との回答でした。

そこでDARE社の新型機
セスナ150をテスト用に製作して、
そのフイルムを使用して見る事に致しました、
このセスナは全幅約1500mmで、
モーターやバッテリーを搭載した総重量が、
800g位との事ですので、
数々の機体を作って来られました先輩諸氏には、
いかに軽量なのかがお分かり頂けると思います。

現在セスナ150と当店のアストロJr.を、
同時にフイルム貼りを始めましたので、
その違いをご報告申し上げます。

モノコーテは当店で30年以上前から取り扱っており、
アメリカでは一番ポピュラーなフイルムで、
貼り易く経年変化で弛む事が少ないフイルムです。

両方のフイルムを貼って見て感じた違いは、
裏紙を剥がすと薄く柔らかいので縁から垂れ下がります。

注意しないと余白の部分が折れ曲がり、
糊と糊が触れて付いてしまい剥がすのが大変です。

それを防ぐのには余白の部分を出来るだけ少なく、
裁断して使用する必要があります。

薄くて柔らかいのでハサミやカッターで切る時に、
良く切れる物を使用しないと、
ギザギザになったりして綺麗に切れません、
又、注意しないとギザになった所から裂けてしまいます。

モノコーテの場合は糊の反応温度が、
約100℃から115℃ですが、
マイクロライトの場合は、
約80℃から90℃ですので、
それ以上の温度で施工すると変色したり、
縮み過ぎて穴があいたりするので、
注意が必要です。

色に関しては、透明では無い普通色でも、
白や黄色等の薄い色の場合は、
フイルムが薄い為にある程度透けてしまいますので、
生地完成の状態が汚いと完成後に、
汚い感じに仕上がってしまいます。

その様な点を考えに入れると、
ごく普通の機体であれば、
文句なくモノコーテをお勧めしたいと思います。

但し、重量が1/3位と超軽量ですし、
収縮率が弱いと言うのは、
ストリンガー構造で骨組みが弱い機体には、
歪が出難いと言う点は捨てがたく、
どうしても軽量に仕上げる必要がある機体にも、
貼り難さは練習して慣れるとして、
必需品と言えるでしょう。



マイクロライト・フイルム

(糊付き超軽量フイルム)

主要諸元
全幅:約70cm、全長:183cm、
重量:1平方mあたり約20g、

当店特価、1本、2780円

今回入手したのは、白、赤、黄、紺、の4色です、
結果が良ければ更に多くの色を輸入する予定です。

輸入品ですので、
為替レートの変動や現地価格の改訂等により、
予告無く価格を改訂させて頂く場合がございます、
予めご了承下さい。