DARE社製・セスナ150/152の組み立て
2017年10月28日現在

今年は夏から雨の日が多く、なかなか良い飛行日和に恵まれませんでした、
そんな時こそ思っていたキットを組み立てるのに絶好の機会と思い、
一番部品点数が多く大変そうなストリンガー構造のキットを選びました、
選んだ機体は、セスナ150/152で、
大きさは全幅が約1520mmですので、
普通のキットですと40クラスになると思いますが、
ストリンガー構造ですので試作品の飛行重量は700g位だったそうで、
超軽量に仕上がっておりますが、
今回は自分の好みで多少改造する予定ですので、
1000gが目標の飛行重量です。

ストリンガー構造とは、棒材を組み合わせてフレームを作り、
それを組み合わせて胴体を仕上げる構造で、
鳥かごの様な状態に仕上がります、
それだけに慎重に製作しないとねじれてしまったり、
変形してしまうので注意が必要です。

こういった機体を製作するのは実に30年ぶり位で、
正直な所、うまく出来上がるか心配でした。



先ず工作台(古い長方形のこたつテーブル)に、
5mm厚のバルサ合板を重ねて準備OKです。

原寸図面を敷いてその上からプランプロテクターを被せます、
プランプロテクターは図面や工作台を接着剤から保護する物で、
台所で使用するパラフィン紙等の半透明の、
水や油をはじく物でも代用出来ます。

次に極細の模型用グリップピンで原寸にカットした材料を、
図面の上に固定していきます。









接着剤は瞬間接着剤で良いと思いますが、
原点に戻ってサンディング可能なタイトボンドを使用しました。



これは、エルロン、フラップ、尾翼、及び左右のドアが、
組み上がった状態です。



胴体は先ず左右の側面を組み立てます。



次に上下の同枠を使用して左右を接着します。



段々と形になっていきます。





これで胴体のフレームはほぼ完成です。



使用するモーターに合わせて取り付けマウントの位置を決めます。



胴体の一部分は手持ちの紙製ファイルホルダーから、
切り出して接着する様に書かれていました。



ほぼ完成した胴体です。



被覆材は、重量が重くなるのと、収縮力が強いので、
重量増と機体の変形を防ぐために、
オラカバーやモノコーテは使用しない様にとの事で、
絹か紙、又は、マイクロライトと言う、
超軽量で収縮力の弱いフイルムならOKとの事でしたので、
迷う事無くマイクロライトを選びました。

このマイクロライトは大変軽くて良いのですが、
薄く柔らかいので、オラカバーやモノコーテの様に、
しっかりとしていないビニールの様な感触です、
余白を多くしておくとまるまって糊面同士が付いてしまったり、
最初は手こずりましたが、
慣れてくると柔らかさゆえに扱いが楽な部分もあり、
一長一短と言った感じです。







フイルムをほぼ貼り終えましたが、
一つだけ誤算だったのはフイルムが透ける事です。

気に入らないので全塗装をするか迷いましたが、
今回は軽く仕上げる為にこのままで完了する事にしました。



カッティング・シートで作成した機体ナンバーや、
トリム・モノコーテをカットしたストライプを入れると、
何とか様になってきました。









この機体のポイントは、ファウラータイプのフラップです、
このフラップがどう作用するか楽しみです。



キットでは室内は何も無く、
バッテリーをど真ん中に置く様になっておりましたが、
窓が大きくて中が丸見えなので、
バッテリーはダッシュボードの下に収納して、
ダッシュボードにはネットで探した写真を等倍に印刷して、
それらしく貼り付けてみました、
受信機等は床下に固定して、
出来れば椅子を取り付けてパイロットを搭乗させたいです。

ドアはヒンジで固定して後ろ側でロックする方式でしたが、
バッテリーの脱着や内部の改造をしやすくする為に、
前側に差し込んで後ろ側はマグネットで固定する方式に変更しました。

製作をするにあたって、
コックピット周辺の胴体外板や内張にファイルペーパーを使用、
サーボ・ワイヤーを纏めるのに紙製の筒を使用、
エレベーターとラダーのサーボを後部へ移動、
エルロンとフラップのサーボを脱着式に改造、
ノーズギアの操舵用サーボを追加、
全てのサーボのサイズを大型化、
主翼の支柱をアルミの水滴型パイプに変更等の、
各種改造をした事や、
重心位置等の関係でバッテリーを大きくした事により、
当初の目標飛行重量を大幅に超えた、
1300gになってしまいました。

モーターは400クラスの2215を予定しておりましたが、
取り敢えず大幅な改造の必要な無い2220に変更して仕上げました。

風の無い穏やかな日にテスト飛行をしたいと思います。

今回、久々に模型の原点である様なこのキットを製作して、
最初は作るのが大変だろうなと思っておりましたが、
本当に楽しい時間を過ごしました。

毎晩、食後に少しずつ製作をするのが楽しく、
失敗した部分も多々ありましたが、
やはり模型は作ってこそ本当の楽しみが味わえるとつくづく感じました。

作って楽しみ、飛ばして楽しむ、
最近は完成機が格安に入手出来ますので、
気軽に購入して飛行を楽しんでおりますが、
それはもう飛ばすだけの趣味になっていると思います、
飛ばす事だけが楽しみの方には良い事ですが、
製作すると言う模型本来の楽しみは消えて、
おもちゃを楽しんでいるのだと思います、
完成機によって製作すると言う楽しみを、
奪われていたのでは無いでしょうか。

今回の機体の製作によって思い出した楽しみをこれからも味わって、
次の機体を製作して見たいと思います。

今回製作に使用した主な商品

セスナ150/152キット、      15800円
プランプロテクター、(7.6m)        1980円
グリップピン、(50本)         1180円
タイトボンド、            780円
キャノピーボンド、          880円
マイクロライト・フイルム(1本)    2780円
WMC-2220・モーター、     2180円
H/W・A/W・40A・ESC、     1680円
E-MAX・ES09MA・サーボ(1個)   1080円
D/P・3S-2250mAH・バッテリー(1本) 3480円

以上が主な物です。

(上記価格は予告なく改訂されます事を予めご了承下さい)